
購入して8年ほど使用しているVAIOのVPCJ218ですが、最近始めたDTMやフライトシミュレータを動かすともう少し高い性能が欲しいと感じる場面があり、延命策としてCPUを交換して性能アップをはかります。

Core i7-2670QMも第二世代(Sandy Bridge)でソケット形状は同じですが、TDP(最大放熱量)が45Wとi5-2410Mの35Wよりも高い冷却性能が要求される点がチョット心配です。(他にもBIOSやチップセットがこのCPUに対応しているか等の不安もありますが)









8年経過したので、内部時計用のボタン電池も新品に交換しました。
金属カバー、裏ブタ、光学ドライブなどを元に戻します。

すんなりWindowsが立ち上がりました。
CPU-Zで見るとCore i7-2670QM が正常に認識されています。
ベンチマークツールを使って交換前・後の性能を比較してみます。
(1) Windows10内蔵の「Windowsシステム評価ツール」で比較
測定手順は、Windows PowerShellを管理者として起動後「winsat formal」と入力してEnterキーを押す。数分経過後測定が終了したら「Get-CimInstance Win32_WinSat」と入力してEnterキーを押すとスコアを確認できます。
・CPUScore:CPUの1秒あたりの計算速度に対する評価
・D3DScore:ゲームなどの3Dグラフィック処理性能に対する評価
・GraphicsScore:一般的な2Dグラフィック処理性能に対する評価
・WinSPRLevel:パソコン全体の性能に対する評価


(2)「CINEBENCH R20」で比較 100%負荷を掛けてCPUが高温で落ちるかどうかも確認します。


測定中CPUは常時100%で約10分稼働していたのでこの程度時間なら冷却性能も大丈夫のようです?

